1. MONOCOという挑戦

忙しく動き回っていようと、生活を美しく豊かなものにしたい人は日本にも多くいる―。そんな人たちの生活に刺激や驚きを与えるような「モノ(MONO)」を通じて、新たな「コ(CO)」ミュニケーションを生み出す。そういったテーマを軸に多種多様な商品を扱っている、オンライン限定の総合セレクトショップ、それが MONOCO である。

しかし、そんな MONOCO を取り巻く状況は厳しい。
実際、オンライン・コマース、つまり「EC(電子商取引)」への投資は、今や下火だ。少し前までは、ECといえば、ソーシャルゲームへの投資熱が冷めると共に選ばれるようになった人気の投資銘柄だった。とにかく会員を集めて、マネタイズは広告で、といった安易なビジネスモデルや、射幸心を煽り、人の弱みにつけこむビジネスモデルに比べ、ECは分かりやすく健全なビジネスモデルだ。

「キュレーション」という言葉は、専門家はもとより人間である必要すらなく、“自動的にパーソナライズされたレコメンデーションの代名詞”のように世間ではみなされつつあると感じますが、本当にそういうものなのでしょうか?今回は、コマースにおけるキュレーションに焦点を当てて、深掘りしてみたいと思います。

孔孟思想よりも老荘思想の方がやっぱり好きなんです。
経営者本とか見渡しても、巷の経営者のお言葉って、たいてい根っこが孔孟思想なんだよね。大体それの亜流。

この国の場合、江戸時代以来、儒の思想をベースに道徳を説いてきた背景があるんで、そうなっちゃうのは分かるんだけども。無意識に沈殿した共同幻想とはまさにこのことで、知らず知らずのうちに身体に刻まれた「文化」ってやつは、強力だよね。最近はそういうのが薄まってきているように見えるけど、ちょっと前にメディアが地方の若者を「マイルドヤンキー」とか命名して煽っていたように、意外と若い世代でも根強く残っていたりするみたいですね。